06.29
Fri
 来季グランプリシリーズのアサインが発表になった。羽生くんはフィンランドとロステレコムだ。辞退した中国杯の代わりがフィンランドになったとということのようだがとにかく引き受けてくれるところがあってよかった。
 ここ何シーズンか定位置になっていたNHK杯に羽生くんの名前がないのはちょっと残念だけれど、フィンランドはフィンランディア杯といいヘルシンキ世界選手権といい、羽生くんにとっては「勝てる」験のいい場所。これで「グランプリシリーズ初戦は勝てない」というジンクスを打破してくれるといいな。
 羽生くんが順当に実力を発揮できる状態ならば、二戦とも優勝してファイナル進出できると思うのだが、さて。
 こうなるとますます新プログラムが何なのか、楽しみになる。それが明らかになるのはやはりトロントでのメディアデーということになるのだろうか。

 アサイン全体を見渡すと、五輪後のシーズンということでこれまでおなじみだったいくつかの名前が見受けられないのがさびしい。その一方でベテランのヴォロノフさんやビシェンコさんの名前があったり、もう演技を観られないかと思っていたレイノルズくんの名前もあったりもする。そして若手がいろいろ出てくるので、どんな勢力図になってくるのか楽しみだ。もう明日はスケオタ的には大晦日。


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06.25
Mon
 「花は咲く~ピョンチャンバージョン~」五分版を録画したのを結構何度も繰り返し観てしまっている。もちろん羽生くん目当てで録画したのだが、他の選手の方々も、歌声だったり、表情だったり、素敵だなと思う。それぞれの個性がありつつも、皆さん「まっすぐ」に気持ちを届けている感じ。
 そして羽生くん。最初のあたりと、最後に出てくる。どちらも直接歌声が聞けないのはちょっと残念。でもそれでもやっぱり羽生くんにはぐっとひきつけられる。
 最初の方で、目を閉じて「わたしは何を残しただろう」という歌詞を噛みしめるようになぞる口元。そして目を開け、目を上げてまっすぐに前を見る視線。最後のあたりでは、手にしたガーベラをいとおしむようないつくしむような仕草を見せたあと、笑顔。
 本当に、スケート以外のところでも表現力がすごい人だなあと思う。というか、羽生くんにとっては「花は咲く」という震災関連の曲はやはり特別な思い入れがあるだろうし、震災を直接経験し、その後も震災について考えつづけできることをしつづけてきたひとだから、ああいった表情や仕草など、本当に心がこもったものとして出来るのだろうと思う。あんなに若いのに、表情や仕草に「慈愛」とでもいうべきものが溢れている。
 そんな羽生くんを見ていて、羽生くんが少し前にマイレピで「佇まいの美しい人になりたい」と云っていた話を思い出した。この「花は咲く」の羽生くんはすでに佇まいの美しい人になっていると思う。23歳男子に対して「佇まい」という言葉を使いたくなるというのがそもそも凄い。

 最近、自分の器の小ささに何かと凹むことが多くて、だから羽生くんの慈愛に満ちた佇まいを見て、それは遠い遠い憧れだけれど、憧れることで少しでも羽生くんの持っている成分が自分の中に生まれれば、なんてことを思わず考えてしまうのだった。


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06.23
Sat
 ワールドカップサッカーで世間がにぎわっているからか、ツイッターで羽生くんがサッカー選手だったらどのポジションが合うと思うかというお遊びアンケートをやっているのを見かけた。私は直感的にFWだなと思ったのだが、やはりそのアンケートの回答でもFWが他のポジションよりずっと多かった。
 以前「もし羽生結弦くんが野球選手だったら」という記事も書いたが、サッカー選手だったらどうだろうというのを改めて考えてみた。羽生くんとサッカーというと、これまでは「ベガルタ仙台の始球式でベガッ太さんにベタベタ触られる」というのの印象が強すぎて、羽生くんがプレイヤーだったらというところまで考えたことはなかったのである。しかし考えてみるとそれはそれで面白い。
 なんで直感的にFWかというと、やはりあの、勝利への執念のようなものが「絶対ゴールを決めてやる!」みたいなアグレッシヴなイメージを喚起させるからだと思う。試合の中で刻々移り変わる状況の中で常に常にどこのポジションからどうシュートを打ったらゴールが決まるかを考えつづけ、チャンスがあればすかさず飛び込むぞっていつもギラギラしてるような感じ。チームの中では「切れ味鋭いエースストライカー」みたいな存在になるんじゃないだろうか。
 その一方で、羽生くんは冷静に戦術的に頭を働かせることもできる人だと思うので、司令塔的立場でのMFとしてプレイしているところも見てみたいな、なんて思ったりもする。
 DFとしてはフィジカル面で相手に当たり負けしそうだからなあ(羽生くんごめん)。でもたとえばやっぱり頭脳的にディフェンスラインをコントロールして、相手のパスコースを上手に消したり、巧妙にオフサイドトラップをかけてしたり顔、なんていうのも見られるかも。
 GKも案外行けるかもしれない。FWの裏返しというか。「どんなボールでも止めてみせるぜ!」みたいにギラギラしそう。どういうポジションをとっていたらいいか、どういうコースでシュートが来そうかなどの読みもうまそうな気がする。

 羽生くん以外にもたとえば「華麗なドリブルは他の追随を許さない髙橋くん」「柔らかいボールさばきが特徴でムードメーカーの織田くん」「精度の高いパス出しで職人と呼ばれる小塚くん」「独創的なコースにボールを出すことでピッチ上の哲学者と呼ばれる町田くん(ただし時に独創的すぎて味方も敵もついてゆけないことがある)」「ディフェンスラインをしっかりと統率する無良くん」「運動量の高いポジションをしれっとこなす宇野くん」など、考えてみるとちょっと楽しい。本当は日本男子だけで一チーム作ってみようかとも思ったのだが、どの範囲から選手を選ぶかが難しかったのと、そこまでサッカー通ではないのでやめておいた。

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 羽生くん次の全日本選手権はシード出場とのことで、まあ実績から云って当然かと。ていうか、もし羽生くんが地方大会から出るなんてことになったらどれだけ混乱が起こることやら。でもちょっとそういう混乱も見てみたい気もあるけれど(コラ)。
 来季のいろいろな試合の日程や場所も発表されて、そういやもうじきスケオタ的にはあけましておめでとうのシーズンなのだなと気づく。



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06.19
Tue
 遅ればせながら地震お見舞い申し上げます。被害などができるだけ速やかに復旧しますようにお祈りしております。しばらくは余震に警戒する必要があるかと思いますが、どうか強い余震などありませんように。

 関西近辺の知人などのことも気になったが「Fantasy on Iceを終えたスケーターの方々は?」というのもすぐに気になった。幸い、わりとすぐに皆さん無事との情報が流れてきてほっとしたけれど。羽生くんは前夜のうちに神戸を離れていたらしいし。けれど、きっと羽生くんは被災された方々のことに今回も思いをはせていることと思う。

 それにしても日本列島、どこで強い地震が起こってもおかしくないのだなと改めて思う。地震の被害も怖いが、地震の揺れそのものに対しても非常に怖がりな私は「頼むからできるだけ地震起こらないでくれ」といつも思っているのだが。


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06.17
Sun
 羽生くんが天女と化したと噂のFantasy on Ice神戸、その二日目の公演が行われている頃、私は友人と待ち合わせのために博多駅にいた。駅構内には、プロ野球のセパ交流戦のために福岡に来たと思われるカープファンの姿がたくさん見受けられた。そういえば羽生くんのひいきのチームはカープだったな、などと思いながら、私はフィギュアスケートファンになってからずっと感じてきた悲哀を改めて噛みしめていた。
 野球やサッカーのファンの人がうらやましい。試合数がたくさんある。試合会場の収容人数が多い。チケットが安い。お目当ての選手がレギュラークラスであるならば試合に行けば結構長い時間姿を見ていられる。それに比べてフィギュアスケートはどうだ。試合数は年に数試合、日本開催という条件を加えるとさらに少なくなる、ショーを入れてもそんなにたくさんはない。会場の収容人員はどうしてもあまり多くはならない。チケットが高い。そのうえチケット争奪戦も厳しい。そしてチケットを手にしても、お目当ての選手を見ていられる時間ははっきり云って短い(もちろん、お目当ての選手以外の演技も楽しめるのだが、それはそれとして)。「コスパ」という観点で見るならば、野球やサッカーなどに比べてフィギュアスケートの条件の悪さはため息をつかざるを得ないレベルである。
 実際問題としてフィギュアスケートの試合数があんまり増えても選手のピーキング的に無理だろうし、収容人数の多い会場でやったところで後ろの方の席は選手が豆粒とか米粒とかになってしまうだけである。リンクを造るだけでも費用がかなりかかるだろうからチケット代もそう安くはしづらいだろう。そしてお目当ての選手をずっと見ていたいと思っても数分間の演技でものすごく疲れてしまう競技だから無理である。
 でも、だからこそ、その数分間の演技は貴重で、きらめくような記憶になるんだろうなとも思う。それがフィギュアスケートファンならではの歓びだとも云える。

 諸般の事情から、遠征しての現地観戦、観賞が難しくなってしまった私の今日この頃であるが、そういう、きらめくような記憶をまた新たに得たいという望みは持っている。来年は地元福岡で国別対抗戦があるので、どうかそれに羽生くんが出ますように、どうかチケットが獲れますようにと今から祈っているのであった。

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 Fantasy on Ice神戸公演のBS放送が今夜遅く。BS難民の私は天女羽生くんをやっぱりテレビ画面でちゃんと観たくて人に録画を依頼した。届くのが楽しみだ。


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06.15
Fri
 村上大介選手というより「ダイス」という呼び名がしっくり来る。ダイスは怪我が多くて大変な選手生活だったと思うけれど、一生懸命がんばっていたなあ。だから2014年NHK杯の優勝は印象的だった。羽生くんにもいろいろ親切だったし。最近だと、羽生くんが金メダルをとったってことで金髪にしたんだっけ。現役お疲れさまでした。ダイスの今後に幸がありますように。先日無良くんも引退したし、これで3Mと呼ばれていた三人全てが引退となってしまった。なんだかさびしい。
 そしてその3Mの一人で、プロスケーターになってからも独自の世界を築き上げてきた町田樹氏が、10月の公演をもってプロスケーターも引退するとのこと。学業に専念するということで、たしかに学業との両立はしんどいかもしれないが、しかしまた十分プロスケーターとして通用する実力、年齢だと思うので、もったいないしさびしい。なんだかまだずっとプロでやってくれるような気がしていた。でもきっと信念を持って決めたことだと思うので、今後の新たな活躍を期待したい。

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 Fantasy on Ice神戸公演の初日が終わった頃か。私は今年はあれこれ考えて行かないことにしたのだけれど、行くとしたら神戸公演だと思っていたので、神戸公演に行けた方々がとりわけうらやましいのだった。


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06.11
Mon
・Continues with Wingsの愛蔵版ブックが届いた。三日間のことがいろいろとわかるようになっていて、出演者や関係者の方々のコメントもたくさん読めてよかった。のみならず、最初に野村萬斎さんからのコメントが載っているのが嬉しかったなあ。萬斎さんと羽生くんのあの対談がどれだけ実り多いものだったか改めて認識した。萬斎さんにとっても羽生くんは話し応えのある相手だったようで何より。
・ルール変更がいろいろ決まったようだけれど「スケートが下手な方が点数が高く出る」というようなことにでもならない限り、羽生くんに不利ということにはならないだろうと思っている。どんなルール変更でも、賢い羽生くんと戦略家のチームクリケットは、そのルールの枠内でいかに点を取るか、というのをきちんと練ってくるはず。GOEが7段階から11段階になったというのはすべての要素において高い完成度であることを武器としている羽生くんにとっておそらく有利な変更だと思う。早く実戦で羽生くんのGOE欄に4とか5とかが出るのを見てみたい。
・Heroes & Future2018 in NAGANOでの羽生くんの演目がHope & Legacyだったとは!観に行かれた方うらやましい。そういえばHope & Legacyの曲の一部は長野パラリンピックのテーマだったということらしいし。そして羽生くんのジャンプも少しずつ戻りつつあるのが嬉しい。
・長野に行けた方がうらやましい理由はもう一つあって、アイスダンスのアニシナ&ペイゼラ組が出演していたこと。このカップルにそれほど詳しいわけではないのだが好きで。特にソルトレイクシティ五輪の時の金メダルは印象に残っている。当時、まだそれほどフィギュアスケートを録画して残すということをしていなかった私が、このソルトレイクシティの時の演技はしっかり残しているのだ。ペイゼラ様カッコいいし。そのペイゼラ様が今回、羽生くんのカッコいい背中の写真をインスタグラムにあげてくださっているのも嬉しい。


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06.07
Thu
 昨日の「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載された山田ズーニー氏の「おとなの小論文教室」は「自己ベストのそのちょっと先」というタイトルだった。ここから先を読み進められる方はぜひ上記リンク先から直接ズーニー氏の文章を読んでいたければと思うが、結論だけをかいつまんで紹介すると「人が感動するのは『器以上の何か』である。チカラが100の人が70で書いても人は感動しないが、チカラが65の人が70を書いたら読んだ人は感動する。『器以上の何か』を生み出した熱に打たれる」ということである。で、上記リンク先を読んでいただいた方はお気づきと思うが、羽生くんのことが引き合いに出されている。容姿という器もあんなに素晴らしいのに、それ以上に評価されるのは「世界一のスケーターだ」ということで、そういうのが真のイケメンなのでは、と。
 もともとの器がいいと、人はそれなりの中身を期待するものだから、器がいい人の場合、出来がそこそこ良くても感動させるのは難しい、ということらしい。羽生くんみたいに、もともとの器がよくて、さらに人を感動させるというのはただごとではないわけだ。それは羽生くんが「自己ベストのそのちょっと先」を常にめざし、そして時にそれを実現するからなのだな、と改めて認識した次第である。
 それは結局、羽生くんが「出し惜しみをしない人」だから出来ていることなのだろうと思う。羽生くん語録の中でも私が好きな言葉として「できることを出し惜しみしてもおもしろくない。それは一生懸命とは言いません」がある。羽生くんはいつも本当に一生懸命出し惜しみせずに演技をする。そしてそれが、時にとてつもなく感動的なのは「自己ベストのそのちょっと先」まで突き抜けるからだろう。この場合の自己ベストとは単にスコアのことではない。そのときどきの羽生くんの状態でできると考えられる、スコアにはあらわれない「何か」まで含めた総合的なベストということになるかと思う。たとえば、平昌五輪の時は、怪我の影響もあって羽生くんの状態は100%ではなかったと思う。スコアとしても自己最高を更新はしなかった。でもその当時の状態でできる限りの「自己ベストのそのちょっと先」の演技を見せたのではないだろうか。

 そもそも、そうやって「出し惜しみをせずに一生懸命」が実行できるところがすごいと思う。私なんかは、基本的に面倒くさがりなこともあってどちらかというと常に省エネを考えてしまう。100%の力が出せるとしても、70%でこなせればラッキー、みたいな。いや、だいたい私は「全力を出すってどういうことだ」というその感覚すらわかっていない気がする。だから羽生くんが、出し惜しみせずに一生懸命全力を出して自己ベストのそのちょっと先へ突き抜けてゆく姿というのに果てしない憧れをおぼえるんだろうな。



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06.01
Fri
 おめでとうございます!

 以前記事でちょっと述べたように、私個人は「羽生くんに国民栄誉賞」ということに対してあまり積極的な気持ちを持っていたわけではないのだけれど、それは私が国民栄誉賞というようななんだか「立派な」ものに対して斜に構えてしまう性格の持ち主だからであって、羽生くんは受賞するにふさわしいと思うし、決まったからにはやっぱりめでたいと思うのであった。

 羽生くんの受賞コメント全文を見ていると、自分というスケーターがいるのは多くの先達があってこそ、自分という人間が成長できたのは多くの人の支えや応援があってこそ、ということを深く認識しているのがわかる。そういうものの結果としての受賞だと受け止めている姿勢はさすがというか。被災地に心を寄せていることも含め、本当に多くのものごとが「羽生結弦」という一人の人間を通して結晶化し、その象徴としての国民栄誉賞と思えばいいのかな、と思えてきた。

 ところで、記念品は何をもらうことになるのだろうか。基本的にはやっぱり何らかの品物なんだろうけれど、もし叶うことなら「週刊誌に勝手なことを書かれない権利」とかをあげられるものならあげたいよ、とかちょっと思った。



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