05.27
Sat
 来季のショートプログラムについて、まあ多分Let’s go crazyの持ち越しはないだろうとは思っていたけれど、具体的にどんなのが来るのかまでは別に予想してなくて、でもなんにしてもバラード第一番再びなんて可能性は全然考えてなかった私の思考が、昨夜、ふっとばされて空の彼方まで飛んでいった。
 賛否両論あるかと思うけれど、私としては賛とか否とかより以前に「そう来たかっっっ……」という衝撃が強くて。
 過去と同じ曲をやるということは守りに入っているようで、しかしチャレンジングでもあるよなあ、と先日宇野くんがフリーを「トゥーランドット」にすると発表したときも思ったが、羽生くんの場合はなんと三季目であるから、ますますチャレンジングの度合いが高いかもしれない。なんにしても「まぁたかよおおおおおお」と云われる可能性はもちろん考えた上で、あえての三季目なのだろうから、それはそれで「まぁたかよおおおおおお」という声を打ち消すほどのいい結果を出す自信があるのだというふうに解釈しようと思っている。というか、ぜひ、そういうものを見せていただきたい(エラそう)。
 ファンタジーオンアイス幕張を観た方々から「編曲が変わっていた」という情報は出ていない気がするので、編曲は前回までのと同じと考えていいのだろう。で、構成が変わっていると。おそらくジャンプは前半に4Lo、後半に3Aと4T3Tだろうと。つまりは難度としては前よりあがったわけで、前回のヴァージョンで世界最高点を出しているからには、今回の新しい構成でノーミスで演技すれば、当然世界最高点は更新できるはずだと、そういう計算は成りたつわけだ。あと、幕張では衣装は水色グラデーションに金という新しい方のヴァージョンだったようだが、これは試合の時もまた同じ衣装でいくのだろうか?私は正直、バラード第一番の衣装に関しては濃いめの青のグラデーションで金色要素はなかった旧ヴァージョンの方が好きなのだが、でも試合シーズンに入ったら新でも旧でもないまた違う衣装で出てくる可能性もあるかな、とちょっと思っている。

 そういえば昨年、すでに「バラード第一番」の総括めいた記事を書いてしまっていたな……。で、そこでも書いているのだけれど、この曲にはある種の激情を感じる。ノーブルで繊細な激情という感じ。それは羽生くん自身の資質とも呼応しているのではないかと思っている。そのあたり、さらに磨き抜かれ深化したバラード第一番の演技が観られることを期待しよう。

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 GPSのアサインもすでに発表になっている。羽生くんは久々のロステレコムとおなじみNHK杯。ロステレコムでいきなりチェンくんと当たることが話題になっているけれど、シーズン序盤でお互いがどんな具合か確認する機会があるのはいいことだと思う。NHK杯は私としては結構観たいメンツが多いな、という感じで行きたいな、とちょっと考え中。まあ行こうと思ったところでNHK杯はアイスクリスタルでも結構倍率厳しかったりするから、行けるかどうかは神のみぞ知るだが。

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 それほど張り切って買おうと思っていたわけでもないけれど、昨日見つけてうっかり買ってしまった羽生くんヴァージョンのキシリトール二本。
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 これをこのままとっておくか、上手に綺麗にパッケージを開いて一枚の紙にして、中身を食べるか思案中。不器用な私は果たして綺麗に開けるだろうかという多大な不安があるので。

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 ファンタジーオンアイス幕張の様子などをネットでちらほら見聞して、私の行く神戸公演へ向けて気持ちが盛り上がってきた。しかしそこまでの間に仕事の出張なんかはさまっていたりして、なかなかばたばた。でも神戸公演を楽しみにがんばるのだ。


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05.23
Tue
 セルフコレオをする人がいる。最近だとジーくんが有名か。チェンくんもエキシをセルフで振り付けてる。若いのにすごいなあ。選手じゃないけれど町田くんが引退後ショーナンバーのセルフコレオで独自の世界を開拓していたりする。
 それで、我らが羽生結弦くんはセルフコレオに興味はないのかなあと思ってみたわけである。だいたい、どんな振付師の作品でもほっとけば結構「自分色」にしてしまう人だし。宮本賢二さんとの対話の中で「ボーン氏の振付でも結弦の動きになっていることがある」みたいなこと云われていたような記憶が。それから、試合展開によってはジャンプ重視になって振付が……ということもあるし。たとえば2013年世界選手権のノートルダム・ド・パリ、あのとき羽生くんはフィジカルに厳しい条件を抱えていた上に五輪枠取りがかかっていたから仕方ない部分もあるとはいえ、振付のウィルソン氏が「せっかくオレが考えたつなぎを省略しやがって、ぷんぷん(誇張)」みたいなことになっていたっけ。そういうときは振付師に申し訳ないと思ったりするんだろうか。なんにしても、セルフコレオなら、そのへんの遠慮もなくそのときの展開や気分に応じて変え放題ではないか。そしてもちろん、羽生くん本人なら羽生くんがどういう音楽でどういう振付でどういうタイミングならジャンプを跳びやすいかなども当然知り尽くしているわけだし。
 そもそも、羽生くんは振付の段階から自分のアイディアや意見を出す人らしいし。「天と地のレクイエム」とか「SEIMEI」とか「Hope & Legacy」のようにプログラムタイトルを自分でつけちゃったりするあたり、結構セルフプロデュース意欲みたいなものは強いんじゃないかと思える節もあるわけで。で、これまでいろいろな振付師さんとやってきて、どういう振付だと自分がカッコよく、あるいは美しく見えるかというエッセンスはいろいろ吸収してきてるんじゃないかと思うし。あと、恋ダンスなど見ていても、いろいろなところから振付に役立つ何かを吸収する能力はあるような気がするのだ。他の選手のプログラムの一部をちょっと真似しているみたいな映像も何回か観た気が。
 そういうの見てると「いっそのこと丸ごと振付もやっちゃえば?」と思ってしまうのである。やるべきだとかやった方がいいという話ではなく、単純に私の興味として「羽生結弦の、羽生結弦による、羽生結弦のためのプログラム」というのはいったいどんなものになるのかを見てみたいというだけだが。試合でもエキシやショーでもいいからいつか実現しないだろうか。
 しかしセルフコレオっていうのはある種の割り切りがいるだろうなあ、と思う。私が仮に羽生くんの立場だったら、セルフコレオということになると「自分で振り付けて『こういうふうにしたら自分カッコいい(もしくは美しい)』と思ってるんだろうなあって思われるな。ナルシシストだって云われちゃうな」とか自意識過剰に悩みそうな気がする。その辺の自意識とか照れとかふっきらないと、セルフコレオはできないんだろうな。

 セルフコレオではないが、単純に興味で見てみたいのがもう一つ。かつて少年羽生結弦の魅力をいかんなく引き出す振付をしていた阿部奈々美先生が、今の羽生くんのプログラムを振り付けたらどんな風にするだろうか。

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 「氷艶」公演が終わった。近くだったら観に行きたかった。地方公演やってくれたらいいのに。テレビ放送ないだろうか。あるいはゲキ×シネみたいに映像を映画館で上映するとか。


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05.19
Fri
 近年ミュージシャンのドキュメント映画ってわりとあるようだが、羽生くんのドキュメント映画があってもいいんじゃないかと思った。まあすでに映像作品として『覚醒の時』が出ているので、たとえば平昌五輪後に、平昌五輪とそれに向けての日々を主にフォーカスしたドキュメント映画があったらいいなと思う。といってもそれ用の取材で余計な負担をかけるのはよろしくないと思うので、普通にテレビ局が撮影したものの中から、未放送分なども含めての抜粋で作ればよい。ポイントとなるような試合の映像はもちろんノーカットで。
 以前も試合のライヴヴューイングをすればいいのにみたいなことをたしか二回くらい書いたが、要するに私は大画面で羽生くんの演技を見てみたいのだな。
 しかしそういうドキュメントを作るのであれば「どの試合の映像は○○局が持っている」とかの局の垣根を越えて、関係各局の力を結集して作ってほしいと思うのだが、多分無理なんだろうなあ。ドキュメント映画じゃなくても、できれば『覚醒の時』の続編もそういう形で作ってほしいのだがなあ。

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 私は結構偏屈な人間である。たとえば、世の中のスマホ化に逆らって、ガラケーを使っている。そもそもガラケーすら愛用しているわけでは全くなくて、だいたい携帯電話という存在自体がうざいと思っていたりするのでガラケーも人よりずっと持つのが遅かった。今でも必要最低限の通話やメール、あと時刻表を見るのくらいしか使わないという、ガラケー以上にある意味ガラパゴスな人間なのであった。よって、キシリトールがスマホサイトで羽生くんの壁紙を配ってると云っても、スマホに乗り換えたりしないのである。しかしスマホを持っていないことで、羽生くんファンとして何か決定的に損をするような事態でも発生したら……乗り換えてしまうかもしれないなあとも思っている。


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05.15
Mon
 真央さんが引退して、真央さんの特集をしている出版物が売れているそうだ。そういうのを聞くと「いつか羽生くんが引退するときにはやっぱり特集する出版物が出て、売れるんだろうな」とか思う。羽生くんが引退するなんて考えたくもない気持ちもあるが、その一方で、その日はいつか来る、しかもそうものすごく遠い将来ではなかろう、と思って覚悟をしておかねばと思う気持ちもある。
 かつて羽生くんの専属ライターになりたいという妄想を記事にしたが、その後、では仮に専属ライターになれたとして、どういう出版物作りにたずさわりたいか、ということも漠然と考えたのであった。で、やっぱりそれは究極的には『羽生結弦公式ブック』的なものであろう、ということに落ち着いたのだった。羽生くんの選手としてのあれこれを載せた、本人公認の本。やっぱり網羅的に載せたいので、とすると刊行のタイミングは羽生くんが引退して少し後くらいかな、なんてことまで考えたわけである。
 かなり分厚い本にしたいと思う。写真の数々はもちろん、現役生活を振り返ってのロングインタヴューを目玉にしたい。それから、対談をいくつか。スケート関係者とのものはもちろん、それ以外の人とのものも。たとえば萬斎さんとふたたびの対談とか。それから、いろいろな人の羽生くんに対するコメントをたくさん集めてみたい。これももちろんスケート関係者からも集めるけれど、それ以外の有名人の羽生くんファンの方やゆかりのある方などからも。それから、本人に書いてもらったエッセイ的文章(多分いい文章書ける力はありそうなので)も掲載したい。それから、語録も、出典がわかる形(○○誌○号掲載とか、○○の会見での発言とか、○○局による○○に際してのインタヴューでの発言とか)でたっぷり掲載したい。ファンから集めた質問でのQ&Aコーナーがあってもいいかも。記録本としての価値も持たせたいので、全試合での演目やスコアはもちろん、プロトコルも載せたい。あと、技術、表現両面から、信頼できる筋の人に羽生くんの特徴を詳しくわかりやすく解説してもらった文章なんかも載せたい。アイスショーについても、全公演について演じたプログラム名を記載したい。などなど、載せたい項目は考えるときりなくありそうだ。
 でもそれで分厚い本になったとして、お値段もそれなりに高くなったとしても、中身のみっちりつまった公式本だったら結構売れるんじゃないだろうか。
 あと、分厚い本にしたい理由はもう一つあって、それは「ページのすみっこにパラパラ漫画を載せたいから」ということである。ページをめくると羽生くんがスピンをするパラパラ漫画。最初はジャンプがいいかと思ったけれど、ジャンプだと横方向にかなり移動するのでパラパラ漫画向きじゃないな、と。スピンだと一箇所で回るし、羽生くんのスピンは身体のいろいろな動作があってパラパラ漫画にするにはうってつけじゃないかな、と思ったわけなのである。
 まあ、こういう公式本を作るには、互いに競合関係にある各メディアから情報を統合しないといけないわけだし、そもそもその公式本をどこから出すか、ということで喧嘩になりそうだしで、実現はしないだろうが、でも考えるのは楽しい。

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 羽生くんが全日本のシード権を得たとのこと。予選と日程の近い国際試合に出ることで予選を免除してもらう道を選ぶんだろうなと思っていたから「そういう措置ってありなんだ」とちょっとびっくりした。その一方で「羽生くんなら今の実績で五輪代表内定あげてもいいんじゃない?」とも思ったりもするのだが。しかしこれからよほど何かがない限り、羽生、宇野の五輪代表選出はかなり可能性が高いと思うのだが、残り一枠が熾烈な争いになりそうである。それが決まるまであと七か月あまりしかないのか、という事実にあらためてびっくりしたりする。


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05.11
Thu
 スケーティングについては、最近ようやく「前よりも選手の足元をわりと見るようになったかな」くらいで、知識とか見る目とかほとんどないに等しいのだが、先日たどりついたこちらのsienna様のブログ記事「ディープエッジvsブレードバランス」が興味深かったので。海外のファンフォーラムの翻訳らしい。2010年当時ということで、羽生くんは話に出て来ないのだが、スケーティングについてなるほどなあ、と思う感じ。上手いスケーティングにはディープエッジを使うタイプと、ブレードバランスを上手く取る、云ってみればエッジ上のスウィートスポットに上手く乗るイメージだろうか、そういうタイプがあるらしい。ここでは前者の代表がチャン氏、後者の代表がゴルデーワさん。で、sienna様の解釈として、羽生くんはゴルデーワさんタイプ、ということのようだ。
 そういえば、うろ憶えだがどこかで「エッジにはここに上手く乗ると無駄な力を使わず効率よく滑れる点がある」みたいな話を読んだ。あと、これもうろ憶えだがだいぶ前にスケーティングの練習に関して「ユヅルがコツをつかんだ」とトレーシー・ウィルソンコーチが喜んだという記事を読んだような。それはきっと上手くスウィートスポットに乗れるようになったということなのだろうな。
 でも「ディープエッジ」というのは言葉にしやすく、また比較的イメージしやすい気もするが、スウィートスポットの方はなかなか実感的に言葉にしにくそうだし、門外漢からはディープエッジよりイメージしにくいかも。あと、フィギュアスケートの解説聞いてても「エッジを深く使えてていいですね」みたいな話は時にあるけれど、スウィートスポット的な話ってまず出ないような。だからこないだの国別対抗戦の羽生くんのフリーで、前半の4Sを羽生くんが失敗したときに解説の織田くんが「いつもとエッジに乗るポイントが違ったかも」みたいなことを云ってるのを聞いて、おおっ、と思った。まあ、私はスケート自体が全然できない人なので、ディープエッジにしてもスウィートスポットにしても、実感的にイメージしようとしても足の裏がもぞもぞするだけなのだが。
 でも、チャン氏の重厚感のあるスケーティングと、羽生くんのエアリーなスケーティングは質が違うよね、ということは私でも漠然とわかる。どちらも見ていて心地よいのだが心地よさの種類が違うというか。
 で、この記事から受ける印象だと、どちらのタイプになるかは体格や体重なども関係するけれども、スウィートスポットタイプの方がより繊細なバランス感覚、コントロール能力を必要とするという感じだろうか。このあたり、羽生くんが、エッジの繊細なコントロールを求められるだろうエッジ系ジャンプに対して自負を持っていることとつながるのかもしれない。
 ただ、いずれのタイプにしても、エッジと氷をいかに仲良くさせるか、ということが肝心なのは違いないと思う。それでブレードの形状や状態というのはトップ選手になればなるほどより繊細にこだわるべきところになってくるのだろう。選手によって、ブレードの長さも違えば、ブレードのカーヴの付け方も違うという。そのあたりは企業秘密というところも大きいのだろう。羽生くんがトロントに渡っても結局ブレードの研磨は昔なじみの吉田さんにお願いしているというのはそのへんのことをやっぱりわかってる人という信頼感によるものなのだろう。

 なんにしても、トロントに渡った当初「スケーティングは一からやりなおそう」とオーサーコーチから云われ「クリケット全員でのスケーティング練習では誰よりもつたない動きを見せていた」と記事に書かれた羽生くんが、今ではエアリーなスケーティングができるようになってSSにも高い点がつくようになって、それが体力を消耗せずに難度の高いジャンプに挑むことにもつながっているのだなあと思うと感慨深い。

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 王道曲とか邪道曲とか、五輪シーズンに向けての戦略という話とは全然違うのだが、羽生くんに「真田丸」のテーマで滑って欲しいなとかなんとなく思った(こないだの国別対抗戦の前に「日の本一の力を!」とか云ってたし)。「独眼竜政宗」のテーマでもよい。「新選組!」のテーマ(ヴォーカルは抜いて)でもよい。毎年外さず観てますというほどの大河ドラママニアではないが、それらの大河は私のお気に入りだというだけだが。でもこれらの曲だと、羽生くんが「戦闘モード」に入ってしまっても、表現上の面から見ても大して差し支えないのではないか、という気がする。

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 ファンタジーオンアイスの全公演に羽生くんのIN情報が。嬉しい。私は神戸の一公演のみ現地入り予定である。羽生くん以外の出演者もゴージャスだし、とても楽しみだ。


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