04.19
Thu
 以前にも「パトリック・チャン選手と羽生結弦選手」という記事を書いたが、私はチャン氏については、どうしても羽生くんとの関係性で印象づけられているところがある。初めてチャン氏を間近で見た羽生くんがチャン氏のスケーティングに衝撃を受けたこと、ソチ五輪シーズンのグランプリシリーズで二戦チャン氏と戦って二戦とも負けて、でもそれが大きな学びになってその後の飛躍につながったこと、など……。
 でも云うまでもなく、羽生くんとの絡みと関係なく見ても、チャン氏は傑出したスケーターであることは間違いないのだった。重厚で、雄大なスケール感のある滑りのみごとさ。世界選手権三連覇など、一時期は憎たらしいくらいの強さを感じさせる選手でもあった。
 選手生活お疲れさまでした。「新しい挑戦に移る時が来た」とのこと、その新しい挑戦に実りがありますように。


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04.17
Tue
 さてContinues ~with Wings~の羽生くんの挨拶にあった件について。「週刊誌の問題とかあって何回も死のうとした」というのは衝撃だった。それ以外にも、羽生くんは最近「何を云っても何か云われる」といったことなど、いわば彼の人気の影の部分について発言で触れることが多いと思う。
 私個人としては、羽生くんに向けられる悪意や捏造などについてはスルーする主義である。本当の羽生くんを、誰も本当の意味では貶めることはできないし、そのことはわかる人にはわかると思っているからだ(メンタルが弱いので、戦ったり告発したりする力がないというのも正直なところあるが)。
 とはいえ、羽生くん本人から最近このあたりのことについて発言が多くなったのはなぜなんだろう……ということは気になっている。もちろん「こんなに可哀想な僕を憐れんで」ということではないと思うので……羽生くんなりのノブレス・オブリージュの一環かなという風に今は考えている。
 羽生くんは悪意だの捏造だので傷ついてきたわけで、でもそういう思いをしている人は他にもたくさんいるわけである。ネット上を中心に誹謗中傷罵詈雑言が飛び交う世界。ありもしない話に尾ひれがつく世界。そんな中で、有名人であり、発言に影響力がある羽生くんが「そういうことをされると当事者はこんな風に傷つく」とあえて口にすることで、そういうあり方にせめて一石を投じられればという願いがあるのかもしれない。「負けず嫌いの羽生くん」であれば、親しい人の前ならともかく「こんなふうに傷ついた」というのを不特定多数に公にするのは本来好まないはずではないかという気がするので。

 それにしても、羽生くんのメンタルの繊細さをあらためて思い知らされた気がする。悪意を向けられることやありもしない話を捏造されることなど、人気の裏返しでいわば有名税だから、とふんぞり返れるような図太さは羽生くんにはないのだ。特に週刊誌の件では、自分だけでなく周囲も巻き込んでしまったというものすごく辛い思いがあったことと思う。羽生くんの律儀な性格から云うととても思い詰めていても無理はないとは思っていたが何回も死のうと思うというところまでとは……。
 今となっては、そういう時期を乗り越えてくれてありがとう、生き延びてくれてよかった、と云うしかない。どんなことがあっても、羽生くんは、とてもたくさんの愛に囲まれてもいる。辛い思いをした何倍も、これから先どうか幸せになりますように。

 そういう、自分の人気の影の部分について、発言するようになった、というのはある意味でいいことだとも思う。おそらく一番辛い最中は、それについて発言する余裕などないはずだ。そういう時期を経て、辛さを整理して言語化することができるようになるところまでは来たということなのだから。そしてそれを公にすることができるようになったということは、羽生くんがそれを、少なくともファンの大多数とは「共有できる」ものだと考えたということだから。「悩みは一人で抱え込まない」のが大事だという。羽生くんの性格だと、一人で何とかできることは一人で何とかしてしまいたいと思いがちになりそうである。でも、抱え込むだけでなく開示することも実は大切で必要、ということを実感しつつあるのかもしれない。それは有名税に対する悩みごとなどだけでなく、クリケットクラブで、以前よりもオーサー氏や他のスタッフに心を開くようになった、と云われていることとも関連している気がする。

 優等生的な云い方をすれば、羽生くんがいつでも安心して心を開けるファンでいたいものだと思う。悪意などを(誰に向けたものであっても)みだりに露わにすることなく、何が本当で何が本当でないかを見極め、リテラシーをきちんと持って。
 中谷美紀さんの「MIND CIRCUS」という曲が好きである。「君の誇りを汚すものから君を守っていたい」という歌詞を含むその曲、羽生くんを知ってからは、口ずさむたびに羽生くんを連想するようになった。もっとも「ベルリンの壁が街に消えた夜感じた勇気に似て」というところで、ああ、ベルリンの壁が消えたときはまだ羽生くんは生まれてすらいないのだな、とちょっと愕然とするのだが。


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04.15
Sun
 とはいえ、なんだか頭がぼーっとしているし記憶力もさだかでないので詳細なレポートとかは無理だが。あと、羽生くんの最後の挨拶についてはいろいろなことを思うがそれについてはまた別の機会にすることにして、今日はショー自体の感想をざっくりと書こうと思う。
 いいショーだった。羽生くんが心を込めてプロデュースしてくれていることが随所に伝わってきた。そして、羽生くんが出演するスケーターの皆さんを心からリスペクトしていることも伝わってきた。
 まさか佐野稔氏の滑りが観られるとは!それから、佐野氏の技術解説のコーナーで、羽生くんのやっている「カウンターからのトリプルアクセル」がいかに難しいかということがよくわかったし。トリプルアクセル巧者の一人である無良くんですらうまくゆかないのだ。にしても無良くんへの無茶ぶりっぷりはなかなか素敵である。
 ジョニー、バトルさん、プル様は何度もショーで観ているがやっぱりそれぞれに素敵だ。川口スミルノフ組も迫力と雰囲気があって良かった。バブリーダンスの最後だけ羽生くんが乱入したのもよかったな。それから私はボーン姉さんの演技をショーで初めて観たので嬉しかった。キレッキレで。最後に羽生くんを含めた他の出演者たちがラッパと共に共演してたのも楽しかったし。
 今日のトークコーナーのゲストは(予想通り)プル様。トークの詳細はよく覚えていないのだがとにかく羽生くんとプル様が相思相愛だということはとてもよくわかった。質問コーナーも羽生くんは全て誠実に真摯に答えていて、細かい内容を覚えていない自分の記憶力が恨めしい。
 第一部と第二部の間の休憩の時間帯に、一昨日と昨日の羽生くん演技のメドレーコーナーの映像が流れたのも嬉しかった。それは予想してなかったので。
 で、一昨日がツィゴイネルワイゼン衣装、昨日が悲愴衣装だったので、今日のメドレーコーナーの衣装は旧ロミジュリだろう、演目は、最初はちょっとわからないが、二つめは旧ロミジュリ、三つめはSEIMEIだろうと予想していったら当たった。最初はSing Sing Singだった。何にせよ、いわゆる「ニース墜ち」の私は旧ロミジュリを衣装、演技共に観られて嬉しかった。そして旧ロミジュリ衣装でのSEIMEIというのもなかなか良かった。足の加療中ということでジャンプはなかったけれど、それでも羽生くんのスケートというのはやっぱりとても素敵で見応えがある。
 あと、羽生くんはちゃんとライヴヴューイング会場のことも意識してくれているのがわかって嬉しかった。羽生くんに会場から「おめでとう」や「ありがとうございました」を云うところでは、ライヴヴューイング会場からもある程度は声が上がっていたのだが、私は小心者なので声に出せず。でも気持ちは多分伝わってると思うことにする。
 とにかく「羽生くんからの愛」と「羽生くんへの愛」で出来た素敵なショーだったなと思う。羽生くんをはじめとして、このショーに携わった全ての方々に感謝したい。

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 「羽生結弦展」の方も盛況で何より。しかし「全国六都市で開催となっているが、あれは正確には本州六都市ではないか、全国六都市というならば福岡と札幌は入っているべきだ」というのが札幌在住の友人と私の主張である。福岡在住の私は今はちょっとはるばるどこかへ見に行ける状況ではないのが残念である。もっとも、行列する体力気力などに自信がない人間なので、場所的に行けなくてかえってさっぱりあきらめがついてよかったのかもしれないのだが。


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04.09
Mon
 たいへん面白く興味深く読ませていただいた。
 それにしてもタイトルが秀逸だなあと思う。私がもし羽生くんのことをあまりよく知らない人に説明しろって云われたらどこを強調したいかっていうと「羽生くんはジャンプが跳べるってだけじゃなくて、その前に助走がないのが凄いんだよ!」だから。
 にしても著者のフィギュアスケート愛は凄い。ライトファン以上スケオタ未満くらいな私にとっては、著者の細かい分析はとても勉強になった。私は「羽生くんはジャンプなどの目立つところ以外でもさりげなく高度なスケート技術全般を駆使してる」ということを漠然と感覚的にわかっているだけなのだけれど、それをきちんと言葉にして書いてくださっている。だから私も、羽生くんのどこがどう凄いのか、ということがこれまでよりよくわかるようになったかなと思う。読みながら、羽生くんのこれまでの軌跡を改めて振り返ることが出来たのもよかった。
 羽生くんとチャン氏の比較もなるほどなあという感じだったし、フィギュアスケートの「表現力」「芸術性」についても興味深い記述がたくさん。特に私も過去記事で取り上げた「登場人物になるか、音楽になるか」ということも話題として取り上げられていて、それぞれが単独で存在するのではなく、選手ごと、プログラムごとにこの二つの比率があり、それが個性になるという考え方はとても納得できるものだった。
 この本はなんといっても羽生くんのことが一番たくさん取り上げられているけれども、それ以外にも、過去の選手たちも含めた多くのスケーターへの愛とリスペクトが溢れている。そして、フィギュアスケートという競技への愛とリスペクトも。
 スケオタレベル的なところでは著者に遠く及ばない私だが、私なりに、スケーターへの、そしてフィギュアスケートへの愛とリスペクトを見習わせていただきたいと思った次第だった。

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 Continues with Wingsのライヴヴューイングに行けることになった見込み(当落の正式発表は明日だが、カードが動いた)。場所は離れていても、少しは時空を共有できる感覚が味わえそうで嬉しい。


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04.05
Thu
 4月22日の羽生くんのパレードには行けない。けれど、寄付をすることとTシャツを買うことで間接的に参加しているのだと思っている。Tシャツは迷って青いハイドロの方にした。
 四年前のパレードのことを思い出す。開催前に資金難がどうのこうのという話が持ち上がって、でもTシャツを販売して寄付も募ったところあっというまに必要額が集まっておつりが来るくらいになったこと。羽生くんファンの力がいい形で結集したな、と思って爽快だった。あのときは仙台市の読みが甘かったのか、Tシャツの枚数があまり用意されてなくて通販に回った枚数も少なくて争奪戦みたいになってたっけ。
 今回は前回のそういう経験を活かしてか、通販も前よりは枚数に余裕があるみたいだし、Tシャツもサイズが選べるようになっている。進化する羽生くんTシャツ。ラバーバンドは現地のみの販売みたいでちょっと残念だけれど、でもそういう商品があってもいいと思う。
 時々思うのだけれど、たとえば羽生くんのサイン入りのもののチャリティーオークションも悪くはないけれど、その気になればお小づかいでもなんとかなるような金額のこういうTシャツとかの販売でチャリティーもすればいいのにな。羽生くんの公式グッズだったらファンはかなりの確率で買うと思うし、結果的に金額もかなり集まると思うので。

 何はともあれ、4月22日は、直接行ける人も行けない人もみんなの思いが集まった、いいパレードになりますように。仙台市の出しているパレード情報はこちら

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 そういえば先日、用事で博多駅に出たので博多阪急でずんだ餅を買った。やっぱりおいしい。


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